家族信託と遺言信託の違いを教えてください。
先日銀行でどちらも案内されたのですがいまいちよく理解できませんでした。
親が預金や不動産など比較的資産があるため、相続対策の話から家族信託や遺言信託の話になったのですが、どう違うのか、どちらがいいのかなどがわからなかったので、ポイントを教えていただけると嬉しいです。
日本語的に言えば
家族信託:家族が家族にある財産を信じて託して管理してもらうこと
遺言信託:信託銀行等に財産に関する遺言(ゆいごん書)を信じて託すこと
ですね。
生前における財産の管理してほしいのか
死後における財産の分け方を決めておきたいのか
ニーズにより、どちらがいいか決まります。
ただややこしいのは家族信託は遺言信託の機能をもつことができますし、遺言信託では家族の精神的な負担は少ないなど、それぞれ重複する部分や、メリット・デメリットがあります。
家族信託については、その「見かけと意味」が恐ろしく乖離していて一般の人にはその意味(価値)の判断がつきません。
専門家も「見かけ」を説明できますが、本来はお客様のことを家族関係、財産関係、現在と将来のライフスタイルのギャップ予想をしつつ、お客様ごとに相応しい家族関係の説明をしないといけないのですが、それが出来る人が多くはないと感じています。
ここに登録されている専門家はそういうアプローチができる人なのでぜひ個別相談をされるとよいでしょう。
回答No.1 2022.04.21 07:06