祖母から家を相続させたいと言われています。遺言書を書いてもらうことになっていますが、遺言書があれば無事相続できるのでしょうか。
祖母も私もその家は他の相続人に渡したくない事情があります。祖母の資産は主にこの家で、預金等はそこまで無い様子です。
相続人は私の父、父の弟の2人となります。祖父は亡くなっています。
祖母も高齢のため、いつ入院や施設に入るなどが起きてもおかしくないため、お互いに少し焦っております。
周りに相談できる専門家の方がいないため、こちらに質問させてもらいました。アドバイスをお願いします。
YACHTさんのいうとおり、お祖母様からお父様に対して遺言書で相続させることは可能です。
しかし、他の財産があまりないとなると、お父様の弟さんからの遺留分の主張が心配になります。
遺留分は相続財産について法定相続分の半分の割合で計算されます。
お祖母様のお持ちの家が3000万円の価値だとするとその2分の1の半分、つまり4分の1相当が遺留分です。
3000万円×4分の1=750万円
お父様が遺言でこれを取得すれば、遺留分額750万円を弟さんに支払う必要が出てきます。
この現金を準備する必要があります。
もしこれが難しければ、再度、家を取得すべきかどうか検討したほうがいいでしょう。
ただ専門家としていえるのは、一般的には、絶対に「やらないよりもやったほうがいい」のが遺言書です。
まずは遺言書を書き、その中の「付言」といわれる「遺言者の想い」を書く部分で争いが起きないようなご祖母様のお言葉を遺されることをお勧めします。
回答No.1 2022.04.21 07:15