今保有している不動産を次男に贈与したいと思っています。遺言書を書いて相続させるつもりだったのですが、知り合いから死因贈与にした方が確実だと聞きました。
理由はよくわかっていませんがその場合どのような手続きで、費用がどれくらいかかるものなのでしょうか?どういった専門家に依頼すればいいですか?
贈与したい不動産は現在次男夫婦が住んでいるため、そのまま譲ろうと思っています。預金・保険などは主に長男に相続させようと思っています。
まだこの先何があるかわからないので、今贈与して名義を変えてしまうことは考えていません。他にも良い方法があればアドバイスをお願いします。
仮登記ができることです。
しなくてもいいのですが。
死因贈与とは死亡を原因として効力が生ずる贈与の契約です。
遺言は死亡を原因として効力を生じるところは同じですが契約ではありません。
契約ではないので、無くなるまでは撤回が自由自在、「もらうほう」には一切の権利がありません。
「もらうほう」としては不安定この上ないという風に感じます。
他方で死因贈与契約はがっちりとした契約なので「もらうほう」も「少し」権利があり、確実性が増します(法律上は遺言の規定が準用されるので、実はそうでもないのですが、細かな法律論はおいておきます。)
不動産の死因贈与契約であれば、「所有権移転の仮登記」をすることができ、これが確実性を増す効果があります。
遺言であれば、死亡後に「もらうほう」がぼーっとしている間に他の相続人が名義変更をして先取りしてしまうこともありますが、死因贈与で仮登記していれば確実に「もらうほう」に財産がわたることになります。
回答No.1 2022.04.21 20:12