20代、会社員、3人兄妹の末っ子です。
数年前から、父親の容態が悪く相続に関する話がちらほらと出ているのですが、具体的に何をしておけばいいのかわからず、悩んでいます。
何か事前にしておいた方がいいこと（税金など）あればご教示いただきたいです。
お父様のご容態は心配ですね。
相続の準備は財産の分け方の決定に他なりません。
分け方の決定のフロー
１．財産の一覧（数量）を作成する
２．財産の価格を調べる
３．家族のうち、いつ、だれに、何を、どれだけの量、渡すのが良いか決める
４．相続税が払えるか確認する
「いつ渡すか」については生前にわたすと贈与になり確実な承継ができますが、他方で税負担が重いケースがあります。
ご逝去時に渡す＝相続開始時ですと相続税の対象になりますが、他方で遺産分割協議をすることになり、「争族」の火種を残しかねません。
分け方を決めたら「遺言」を作成しておくことが大事だと言えます。遺言によって確実な承継を目指していただければと思います。
ただ、「遺言書」というと「遺書」というイメージを持たれる方も少なからずいらっしゃいます。
お父様のお気持ちを察して「遺言書を書いて」と声をかけづらい家族も多いもの。
この点、家族信託で遺言機能付のものをご提案してはいかがでしょうか。
家族信託をいって否定的な気持ちになる方は少ないのではないかと思います。
いろいろな方法を検討し、ご家族に最適な相続を実現していきましょう。
回答No.1 2022.04.28 14:11
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